前回までのあらすじ


ドキドキしながら訪れた曙町。 曙町(皆で声を合わせる)

しかし、対戦相手は小汚い豚だった。


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見た瞬間、刹那


地雷と判断した。


(ハンターハンターの王宮への突入シーンでのゴンVSユピー)


その時の流れがちょうどこんな感じ。
考えなくてもやる事が分かっている、みたいな。


金も払ってしまったし行くしかない。
そう考え、イベリコ豚が出迎える部屋へと入った。

今思えば、ここで

<結構です。>

と行って帰るくらいの男気(?)を見せても良かったかもしれない。
13kでしたし。



イベリコ豚は和服姿だったが、もはやそんな事はどうでもいい。
これから50分耐えなければならない。

イベリコが言った

「今日は5回はいけるよね?」


無題

<と、とりあえず2回くらいは・・・>

「本当? 楽しみ~」

と言いながらイベリコが服を脱がそうとしてきたが俺は自分で脱いだ。
イベリコも服を脱ぐと浴室へ。


改めてイベリコの体を見ると肌は白いが汚く、でき物みたいな物がチラホラ。
腹はたるんでブヨブヨ、顔はピンクの電話の太い方。






接客態度を除けば何一つ良いところは無かった。
嬢も汚ければ部屋も狭くて汚い。


今までを振り返ってみれば、ここまでの地雷は地元ソープにて当たったラーメン屋のおばちゃんみたいな嬢以来だった。

しかし、ラーメン屋は清潔感はあったし、スタイルも細身でイベリコ豚ほど悪くはなかったのでディープキスもできたし、2回逝く事もできた。

今回のイベリコ豚はキスNGである。 もちろん俺の方が!
イソジンが無駄になった。




ベッドに横たわるとイベリコが言った、

「明かり暗くしてもいいかな?」

<(是非とも暗くしてくれ!) はい、どうぞ>

かなり暗い部屋でイベリコの攻めが始まる。
特に気持ちいい訳でもなかったのは言うまでもない。

俺は目を瞑り、しばらくは何も考えなかった。
そう、
カーズのように。


イベリコフェラが始まると脳内にて適当に可愛い子を想像した。
特に誰とかはないが、皮肉な事にさっき入ったハマヘルのパネル(女子高生)を想像した。


逝った。


が、2回目をやる気にはならず、



<ここから中華街まで歩いて何分ですか? 友達と待ち合わてしてまして・・・>

と急いでいるふりをしてシャワーを浴びた。

「まだ時間ありますよ。 10分くらい休憩しても問題ないです。 時間を早く切り上げられると私がお店から怒られちゃうので・・・」


怒られてください!

客にクソまずい飯を食わせるような店なんか二度と行くか!!!

恐らく15分以上時間は残っていたが早々と店を出た。
時短ではなく、自分から早く脱出したのは自分史上初の事である。




ここで、個人的にどうしても許せない事がある。
パネマジをする店側もそうだが、それでも働く嬢にも怒りが込み上げてくる。

日本一まずくて有名な
彦龍ラーメンの主人のように、信念をもって客に提供するなら理解できる。
周りがまずいと思っていても自分は客に喜んでもらいたいと考えているからである(とは言っても食わされる側はきついが)。

パネマジをする店とそこで働く嬢にはそういったものはあるのだろうか。
多分ない。
とりあえず一見になってもいいから金だけ取れたらいい。
そういう考えだろう。


今回俺が早めに切り上げた理由は、余程の馬鹿嬢でない限り理解できるだろう。
理解できたのなら辞めてほしい。
この仕事から足を洗ってほしい。
それが客にとっても、この嬢にとってもベストではないだろうかと思う。
※大阪にある
トリプルレッドカードって店なら需要はあるだろうが。



その後、リベンジしたかったが時間がなかったので中華街へと向かった。




●イベリコ豚 ・・・ E
何気に俺がEランクを付けるのは初めてではないだろうか??
過去にあったとしても、’1X年ぶり2回目’とかそんなレベルだろう。
良い点は接客態度のみ。
体は思い出しただけで胸が悪くなる。
まさか横浜まで来てこんな思いをするとは思わなかった。